理学療法士が米株長期投資で経済的自立を目指す

アメリカ株の長期投資で33歳アッパーマス層、37歳準富裕層、40歳で経済的独立を目指していきます!

生命保険について確定拠出年金と比較して

保険については原則入らないと考えていましたが、去年の3月頃に5000円+2000円貰えるキャンペーンを利用して、ほけんの窓口の無料相談をしてみました。

その後、熟考した結果マニュライフ生命のこだわり終身保険V2に入ることにしましたのでそのことをまとめたいと思います。

 

まず生命保険の考え方について

生命保険は「保障」と、「貯蓄」の要素があるため保険料が高いです。

保険金に対する還元率を考慮する必要があります。日本の大手生命保険会社の還元率は概ね70~50%です。ネット系保険会社、外資系企業とは商品そのもののコンセプトが違うこともあります。選択肢が多すぎても結局なにがよいのかわからないので僕が選んだ生命保険について説明します。

 

生命保険に入ろうと思うきっかけとして、子供のいる家庭では妻と子供にお金を残したいと考えると思います。

遺族年金、会社独自に設定した死亡退職金や死亡見舞金、弔慰金が出ることもあります。大体僕が無料の保険相談で教えていただいたのは遺族年金だけで月12万ほどは受け取れるとのことでした。しかしこの額では子育てをしていくのは不可能ですよね、、、しかし保険会社のアドバイス通り何千万ものお金が必要だとは思いません。

基本的には自身の資産運用が中心で、資産運用の中の一つとして資産を残しておくための生命保険を上手く選ぶことができればよいと思います。

 

僕の加入したマニュライフ生命のこだわり終身保険V2は無配当終身保険の死亡・高度障害保険です。

低解約返戻金型で、解約返戻金額は著しく低くなっています。その代わり保険料が安く、ノンスモーカー料率(非喫煙者保険料率)もあり僕にとっては他の保険より有利でした。

29歳の時の僕の場合、毎月5501円を60歳払込満了で、死亡一時金300万円です。保険商品のデメリットはインフレに弱い(現在の紙幣価値が30年後には低下している)、還元率が低いものが多いのですが

所得控除、クレジットカード払いで1~2%割引、保険所得75万まで非課税

ということを考慮して還元率を計算してみましょう。

 

毎月5501円×12か月×60歳までの31年間払込で払込保険料204万6372円

ここから所得控除を計算してみます。

(引用:生命保険文化センター

 

生命保険料控除

年間払込保険料が5501×12=66012円なので

所得税

66012円の4分の1で16503円、これに20000円を足して36503円の控除

住民税

56000円超なので一律28000円の控除

66012円の払込保険料に対し64503円の所得控除が受けられます

所得税+住民税は大雑把に計算すると10%ほどの節税効果がありますので

64503円×0.1=6450円の節税

66012円-6450円=実質年間払込保険料59562円

59562円×31年=実質払込保険料184万6422円

 

これをクレカ払いで1%還元とすると

 

年間保険料66012円×31年=2046372円×0.01=20463円の割引となり、節税後の実質払込保険料1846422円からクレジットカードの割引分20463円をひくと

1846422円-20463円=1825959円となります。実質払込保険料は182万5959円の保険商品となりますね!

 

保険の受取の際に75万円までは非課税となりますので分割で受け取るとして

実質払込保険料182万5959円

に対して

明日死亡しても高齢で死亡しても300万円の保険金を受け取れます。

いまの総支払額は20万円にも満たないのに対し上記の保証があることは家族を持つものとしてはかなり有意義ではないかと思います。

 

有名なFPの方は保険よりも現金の方が何にでも使えるし、自分で運用したほうが良いとの見解を示しています。

確定拠出年金で積み立てているDCダイワ外国株式インデックスファンドと比較してみました。

確定拠出年金が月55000円、生命保険が月5500円なのでちょうど10分の1なので計算しやすいですね。

確定拠出年金では16ヶ月運用して

合計:1,007,565円

名称

取得価額

現在価値

評価損益

評価損益率

取得日

DCダイワ外国株式インデックス

27,331円

952,565円

127,565円

15.46%

 

待機資金

 

55,000円

 

 

 


10分の1と考えると1万2000円ほどの利益

もし明日僕が死亡した場合家族には10万円足らずしか残りません。

 

生命保険では16ヶ月積み立てたとして

5500円×16=88000円の負担でもしあす僕が死んだ場合、家族は死亡保障300万を受け取ることができます。

 

生命保険のデメリットはこの状況が長期的に見れば資産運用の方が優位となり、

逆転してしまうことなのですが毎月の支払いが5500円程度で総支払額も実質払込保険料182万7958円でありながら、いつ死亡しても300万円を受け取れる生命保険は資産運用に有用であると考えます。