理学療法士が米株長期投資で経済的自立を目指す

アメリカ株の長期投資で33歳アッパーマス層、37歳準富裕層、40歳で経済的独立を目指していきます!

理学療法士として働いていると、医療も投資も「絶対」とは言い切れないことを痛感します。

僕は金曜日から病院見学・研修のために有休をとって横浜まできています、しかし台風であいにくの雨でしたね。。。

 

関西からわざわざ横浜まで来ている理由は、理学療法士の中でもトップの実績と経験を持っておられる先生の実際の治療見学、治療法を学びたかったからです。

 

理学療法士として働いていると、教科書やガイドラインに書いてあることを一生懸命行っても結果が出ないことも多いです。

 

そもそも患者さんはもともとの身体機能、合併症、運動習慣、モチベーション、環境、年齢、性別等々千差万別で決まった治療をすればよいというものではないのですが、新卒で理学療法士を始めた1~4年目までの僕は、患者さんに良い影響を与えることができていなくても「教科書に書いてあることをしているのであるから僕は間違ってはいない」と考えていました。

今でこそ先生方にお会いしたことで様々な角度からの影響を考えることができ、「一つの事柄ですべてが変わるものではない」「この疾患にはこの治療が絶対効果があるなどありえない」という視点で患者さんを見ようと意識しているのですが、昔の自分を思うと、食事、栄養、睡眠や運動方法、精神状態など少しでも患者さんを健康に導くことはできたのではと、今考えると本当に患者さんに申し訳ないと思います。

 

これは投資にも言えることで円高だから日経平均が下がる、債券高だから株安、マクドナルドやアルトリアグループが異物混入やニコチン含有量規制などで株が下がるからダメな企業?マクドナルドのように株価が回復して来たら良い企業?

そんな一つだけの側面では言えないですよね、指数がよいから絶対上がる?今業績が良いから今後もずっと良いなど誰にもわからないですよね、、、

多くのアメリカ株ブログの先輩方の個別株レポートを読ませていただくと本当に勉強になります。

なるんですが、それと同時に僕自身がその情報にとらわれないように本当に注意しています。自分の本当にしたほうがいい行動がとれなくなりますし、自分で考えることをやめて思考停止してしまうで、、、

医学でも論文発表される先生方は本当に頭がよく、理路整然としており信じ込んでしまいそうなのですが、実際目の前の患者さんがよくなるかどうかはわからないですよね?

株でも同じで、決算発表でどれほど良い会社でも上記したような政策や原油安などの環境因子には逆らえないこともありますし、何かのきっかけで株価がうなぎ上りになることもあると思います。

そんな不確かな選択を迫られる中で自分でも調べ、結果は出ないかもしれないのですがより可能性が高いものを選ぶ、選んだものがその後どのような反応や結果になるかを考える、そして失敗したら反省する、このトライ&エラーを繰り返すことが真理に近づくのではとつくづく思います。

 

こんな考え方の僕なのでS&P500のETFを買い、売買を極力少なくし配当再投資し、長期投資することで手数料や税金を抑え、破たんリスクのない市場平均に投資することが敗者のゲームや山崎元さんの本でも言われており、一番合理的であると頭では理解しているのですが僕にはとてもできません。

ただ純粋に投資のことを考えるのが楽しいですし、お金以外を得ることができず、経験にならないインデックス投資が自分の人生を豊かにしてくれるとは思わないからです。

まあ、それで含み損を抱えている明らかな愚か者なんですが、、、笑

 

よく年収800万を超えるとどれだけ年収が増えても幸福度とは相関しないといわれますが、僕も投資成績よりも自分の成長のほうが大事と考えるようにしています。

お金のために始めた投資も半分趣味のようになっています。

理学療法士としても金銭的な見返りは何もないですが、自分でお金をかけて学びに行っています。

要は自分がしたいことを思いっきりして失敗したいと考えています。

 

1年を通して勉強させていただいている横浜の先生方にお会いし、理学療法士としてだけではなく投資や人生までも考える、充実した週末となりました。

 

 

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