宇宙兄弟を読んで
漫画にはまるということは一部の方からすると、大人なのに専門書や教養本を読む時間を遊びに費やしていると感じるかもしれません。
僕も医学雑誌や文献を読む時間は理学療法士として働いていく上で必ず作らなければいけない時間だと考えています。
しかし、社会生活を営んでいく中では人間関係などで悩むことも多いのではないでしょうか?
僕は人付き合いがうまい方ではないので、患者さんや職員との関わりかたで疲れてしまうことが多々あります。
一流の瞑想法、嫌われる勇気など教養本を読むことで、理解はできるものの何となく気持ちがすっきりしないところがあるのですが、
そんなときに気楽に読める漫画はリラックスして読めているからか、登場人物の体験や葛藤に対するセリフが、自分の悩みをすっきりしてくれることも多いです。
最近は宇宙兄弟にはまっていまして、1~13まで読んだのですが、理学療法士として働いていく中で共通する言葉が多くありました。
その中でも「正解がわからないものは楽しい方を選べばよい」ということを考えてなかったなーと再認識しました。部署内で監督職になったことで同僚のモチベーションが低いことにイライラして自己研鑽を促したり、勤務態度について注意したりと自分にとっては自分や患者さんに意識が向かず、楽しくない状況が続いていました。
僕の働く職場では糖尿病療養指導士をもつ先輩もいます。その先生が「生活習慣病の患者さんの食事制限や運動習慣を治すのはこっちがどう頑張ってもあかんわー」と話していました。本人が問題に気づいて解決したいと考え、行動しないと、なにも変わらないと、、、